雨漏り修理の業者は?
いざ雨漏りの修理を決意してみると、業者はどうやって探せばいいのか分からなかったりします。
ネットで検索してみると、いくつか地元で雨漏りの工事を請け負っている工務店などがありますが、本当にその業者でいいのかよく分からないですよね。
雨漏りは緊急性を要するので、悪い業者になると多めに見積もりを盛ってそのまま通そうとしてくるところまります。
今回は業者の選び方について調べてみました。
何よりも重要なのは、まずは相場価格を知ることです。
その相場価格さえ分かれば、後は丁寧な対応をしてくれそうな業者から候補を選べば大きなミスなく雨漏りを対処できるようになります。
雨漏り修理の相場を知るには、地元の優良業者複数社から見積もりを取って、どのあたりの価格帯がボリュームゾーンなのかを見れば検討が付きます。
そういった一括見積を無料で行っている会社が最近は多いです。
そのような会社は私たちからはお金を取らないですが、業者からは一定のマージンを得ているようですね。
厳しい基準をクリアした全国の工務店などの業者と組んでいるので、地元の優良業者を紹介してもらえると最近は割とポピュラーな方法になってきているそうです。
以下サイトを見つけたので、リンクを貼っておきます↓
雨漏りの音がするときは?
雨が降っていないのに雨漏りの音がするときは何が原因なのでしょうか。
実は雨漏りも含めて4つの原因が考えられます。
①照明器具の音
照明器具を消し終わった後に、少しだけ雨がポタポタしたたるような音がします。
照明器具が付いている時その周辺は温度がとても上がりますが、照明を消すと温度が下がり、それによって材質によっては収縮して、その時の音が水が滴るような音に聞こえることがあります。
②ハクビシン?
ハクビシンなどが屋根裏に住み着いていると、その排尿の音が水がポタポタしたたる音に聞こえることがあります。
ハクビシンは同じ場所に何度も糞尿をする習性があり、一度住み着かれると糞尿を同じ場所で何度もされてしまい、その尿が伝ってきて垂れた音が水の下たる音に聞こえることもあるそうです。
衛生的に非常に悪い状態なので、早めの駆除が必要です。
③雨漏りのタイムラグ
鉄筋コンクリートなどの建物だと、雨が降った後に雨漏りするまでに時間がかかることがあります。
ポタポタという音が雨が降ってから翌日や数日後にするのであれば、雨漏りの可能性が高いです。
④結露
屋根裏で外気と温度差が発生することで結露が発生し、それが滴っている音が聞こえている可能性があります。
雨漏りと同じで結露も木材や金属を劣化させるので、対策が必要になります。
このように、雨漏りの音がするときは色々なケースが考えられます。
もしも本当に雨漏りの場合は、以下過去記事を参考に火災保険を使って修理をしてもらいましよう。
雨漏りで蟻が発生?
雨漏りを放置しておくと、蟻の被害に繋がるのをご存知でしょうか。
雨水が外壁や屋根から侵入し、それが木材に到達することを繰り返していると、やがて木材は腐ります。
その腐った木材にシロアリなどが集まってきて、さらに内部の木材に損傷与えることになります。
実は白アリ被害の8割はこの雨漏りが原因と言われています。
そのため雨漏りを放置しておくとやがてシロアリなどの蟻が居つくようになり、このシロアリをさらに放置することで最終的には何百万円もの大規模な改修を行わないといけなくなるケースもあります。
では、雨漏りを放置した結果、シロアリが発生しているかを確かめるにはどうすればいいでしょうか。
それには以下のシロアリの特徴を見極める方法があります。
・水道代が急に上がる
水道代が急に上がった場合、シロアリの影響で排水管から水漏れが発生しているケースがあります。
すぐ業者に依頼をして確かめてもらいましょう。
・蟻道がある
家の床下やコンクリートのひび割れなどに蟻道といって、砂や蟻の排泄物で作った道ができていないかを確認してください。
もしもそのような跡がある場合は白アリがすでに住み着いている場合があります。
・羽蟻が大量に発生
羽アリをたくさん見かける場合は白アリがすでに住み着いている可能性が高いです。
・壁などを叩くと乾いた音がする
壁などを叩いてみて乾いた音がする場合は、すでにシロアリに木材などがやられて空洞になっています。
この場合もシロアリがいるのですぐに駆除をしてください。
シロアリは早めに駆除をすれば5~30万円程度で済みますが、もしも放置しておくと家の構造部分がやられてしまい、数百万円の大規模な改修が必要になってしまうこともあります。
雨漏りを見つけたら修理、シロアリを見つければ駆除と早め早めに動くことが大事ですね。
以上、雨漏りと蟻についてでした。
雨漏り修理の保証は?
雨漏り修理の保証はどのぐらいの期間になるのでしょうか。
調べてみたのですが業者によってまちまちになりますが、せいぜい1~2年といった短い期間の保証しかしておりません。
これには理由があるのですが、それは雨漏りの修理は基本的には部分的な修理になり、中にはその業者がかかわっていない既存の外壁との取り合い部分から雨水が侵入して、再び同じ場所から雨漏りをすることもあるからです。
そのため、おすすめは瑕疵保険制度というもので、この保険に入ることで5年間雨漏りの保証をしてくれます。
しかもこの保険の優れているところは、第三者の一級建築士が雨漏り修理をした部分をチェックしてくれて、それで不具合があれば直さない限りは保険に加入ができない点です。
第三者の一級建築士に見てもらえるのはとてもありがたいことですし、かつ5年間の保証がつくのでよほどトラブルは起こりにくいと考えられます。
そのため、業者の保証に期待するよりは瑕疵保険制度を見てみたほうが良いと思います。
以上、雨漏り修理の保証についてでした。
雨漏りの修理にかかる期間は?
雨漏りの修理にかかる期間をまとめてみました。
家の部位でも期間が異なってくるので注意をしてください。
①外壁のケース
外壁のひび割れが原因の場合はコーキング剤を突かってそのひび割れを埋めますが、大体半日~14日程度で終わります。
かなり工期に幅がありますが、これはもしも雨漏りがかなり進んでいて外壁の張替えや塗り替えが必要になったときは14日程度かかるためです。
雨漏りがしているのであればできるだけ早く業者に依頼をするようにしたほうが壁の痛みが少なくて済みます。
②窓のケース
窓と外壁のつなぎ目のコーキングが経年劣化で傷んでおりそこから雨水が侵入することがあります。
このケースはシンプルにコーキングで解決できる場合が多く半日程度で済みますが、もしも雨水によって外壁の腐食が酷い場合は、先ほどと同じで14日ほどかかることになります。
③屋根のケース
屋根の場合は大体一週間~10日程度修理にかかりますがケースによります。
もしも一部のひび割れが原因の場合は最短で半日程度で済むこともありますが、もしも屋根全体の修理や張り替えが必要になった場合は10日程度はかかります。
雨漏り修理の相場は?
雨漏り修理の相場についてざっくりとまとめてみました。
ただそれぞれのケースによってかなり上下する場合があるので、あくまで参考程度にご覧ください。
・棟板金の浮き
40~110万円
・ストレート屋根のひび割れ、浮き
40~110万円
・漆喰の崩れ
40~80万円
・瓦屋根の割れ、ズレ
40~110万円
・経年劣化
150~300万円
・施工不良
30~300万円
・コーキングの劣化による雨漏り(応急処置)
5~20万円
これらの価格の違いは以下5点が要因となって差が出ていると言われています。
・雨漏りが発生している階数の差
・屋根の材質の差
・屋根の傾斜の差
・保証期間による差
・屋根の形の違いによる差
思ったよりも費用がかかる感じた方が多いと思いますが、保険を上手に使う方法もあります。
詳しくは以下過去記事をご覧ください↓
雨漏りでコーキングの費用は?
雨漏りのコーキング費用について調べてみました。
もしも雨漏りの原因がサッシや外壁と外壁のつなぎ目の場合は、いわゆるコーキング補修で自分自身で直すことができます。
ホームセンターに売っているコーキング剤などを使って、雨が侵入している箇所をシンプルに埋めていきます。
ですが、通常素人では雨漏りの原因となっている位置を明確に見つけ出すことは非常に難しく、また二階など高い位置の外壁や屋根が原因となっている場合、素人が雨漏りしている場所を見るけるのはとても危険です。
外壁補修の専門業者に依頼すると高くても10万円強ぐらいで原因をつきとめ、そこをコーキング補修してもらうことができます。
ただ業者さんを選ぶ時は「外壁塗装 口コミ」などを使ってしっかりと口コミ見て、実績があるのか、悪い評判はないかを事前に確認しましょう。
また、もしも自分で雨漏りの原因を突き止めようとして当てが外れた場合、その後も雨水の侵入を許し木材が腐ったり、シロアリが発生する原因などにもなりますので、おすすめは専門の業者さんに依頼です。
10万円で将来の家の価値が無くなるような事態は避けたいですね。