雨漏りで蟻が発生?
雨漏りを放置しておくと、蟻の被害に繋がるのをご存知でしょうか。
雨水が外壁や屋根から侵入し、それが木材に到達することを繰り返していると、やがて木材は腐ります。
その腐った木材にシロアリなどが集まってきて、さらに内部の木材に損傷与えることになります。
実は白アリ被害の8割はこの雨漏りが原因と言われています。
そのため雨漏りを放置しておくとやがてシロアリなどの蟻が居つくようになり、このシロアリをさらに放置することで最終的には何百万円もの大規模な改修を行わないといけなくなるケースもあります。
では、雨漏りを放置した結果、シロアリが発生しているかを確かめるにはどうすればいいでしょうか。
それには以下のシロアリの特徴を見極める方法があります。
・水道代が急に上がる
水道代が急に上がった場合、シロアリの影響で排水管から水漏れが発生しているケースがあります。
すぐ業者に依頼をして確かめてもらいましょう。
・蟻道がある
家の床下やコンクリートのひび割れなどに蟻道といって、砂や蟻の排泄物で作った道ができていないかを確認してください。
もしもそのような跡がある場合は白アリがすでに住み着いている場合があります。
・羽蟻が大量に発生
羽アリをたくさん見かける場合は白アリがすでに住み着いている可能性が高いです。
・壁などを叩くと乾いた音がする
壁などを叩いてみて乾いた音がする場合は、すでにシロアリに木材などがやられて空洞になっています。
この場合もシロアリがいるのですぐに駆除をしてください。
シロアリは早めに駆除をすれば5~30万円程度で済みますが、もしも放置しておくと家の構造部分がやられてしまい、数百万円の大規模な改修が必要になってしまうこともあります。
雨漏りを見つけたら修理、シロアリを見つければ駆除と早め早めに動くことが大事ですね。
以上、雨漏りと蟻についてでした。